「加藤会計文庫」とは職員の能力開発と自己啓発意欲の高揚を図るために創設された図書購入補助制度です。
ここでは職員が同制度を利用して購入した本の紹介をします。
2020.10.23
眠れないほどおもしろいやばい文豪 こうして生まれたあの名作|板野 博行 (著)
三笠書房
推薦者: 吉田 明美
オススメ度:★★★★★
眠れないほどおもしろいシリーズの一冊です。
教科書に載っているような有名な文豪が、今であれば文春砲に撃たれるようなクズな女性遍歴であったり、自殺を繰り返してついに自殺を成就した人であったり、訳ありの私小説であったりと、不謹慎さてんこ盛りでただただ驚くばかりでした。
雑学としては楽しく簡単に読める内容です。
別な意味で文豪の名作を読みたくなる一冊です。
2020.10.19
空気を読む脳|中野 信子 (著)
(株)講談社
推薦者:小笹 倫幸
オススメ度:★★★★★
以前「サイコパス」を読んで興味を持てた著者です。今回も人間の行動、考え方や個人の性格や嗜好も脳の仕組みや働きに影響されることを分かりやすく記述しており勉強になり大変面白く読めた。日本人の協調性も近年の不倫バッシングも脳内セロトニンの影響によるものである事、LGBTは生得的事項であり他の動物にもみられる事、褒めて育てる場合のリスクなどその他多くの事をを具体的にエビデンスを示して述べており私には興味のある内容でした。きっと前首相は褒められて育てられたんだろうな~って思ってしまいました。
表題にある空気を読む脳の話ばかりではありませんが日本人の脳の特性については良くわかります。
2020.10.19
ストーリーでわかるはじめてのM&A|横張 清威 (著)
日本加除出版(株)
推薦者:小笹 倫幸
オススメ度:★★★★★
弁護士兼公認会計士である著者の経験に基づいた企業買収の流れを、まさにストーリー(物語)を読ませながら解説していくスタイルの、M&Aの流れやDD(デューデェリジェンス)実務が非常にわかりやすく書かれている本です。この本一冊を読めばM&A実務の大まかな流れがわかるため、実務家の入門書には最適です。企業の経理担当者でも企業買収に携わる方も一読の価値があります。
また、「アルルカンと道化師」でも企業買収がメインのお話ですが、こちらの本も、解説部分を飛ばして、ストーリーだけを読み込んでも非常に面白く、楽しめる内容となっています。
本当に、ストーリーだけでも読む価値ありです!
2020.10.01
マンガでわかるチーズはどこへ消えた?|スペンサー・ジョンソン (著)
(株)扶桑社
推薦者:鶴田 三千代
オススメ度:★★★★★
以前にも同内容の本を読んだことがあったけれどだいぶ時が経って当初読んだ時と今とでは感じ方が随分と違って気づかされたことが多かった。
当初、本の登場者に自分を当てはめた時は後ろ向きな性格ではないしどちらかというと道を突き進むタイプかな・・・と感じながら読んでいたけれどそれ以降の自分の歩んできた結果を思い返してみるとあれ?逆?と気づかされた。
改めて読んでみて「気づき」があり考え深い本でした。
タイトルにもあるようにマンガが多いので読みやすく時間もかからず読める本でした。
2020.09.29
アルルカンと道化師|池井戸潤 (著)
(㈱)講談社
推薦者:小笹 倫幸
オススメ度:★★★★★
最終回の視聴率が令和最高の32%となったドラマ「半沢直樹」シリーズの最新刊です。前回ドラマはあまり視聴していませんでしたが、今回は全話ばっちり視聴しました。ドラマが最終回を迎え、半沢ロスの方も多々発生しているかと思いますが、それを埋めるに丁度いいタイミングでの最新シリーズの発売です。商売上手ですね!
内容につきましては未読の方も多いと思いますので、触れませんがドラマのテンションそのままに、一気に読めます。半沢ロスの方は必読です!
2020.10.19
ワ-クマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか|酒井 大輔 (著)
日経BP
推薦者:工藤 範子
オススメ度:★★★★★
2年くらい前からテレビ等でよく取り上げられるようになったワ-クマンの歴史から現在の企業形態・戦略について小説のように書かれた本です。本のタイトルがハウツ-本のような感じで目次を見てもそのように感じますが、全体を通して読むとスト-リ-がつながっているように感じます。企業の本質や強さが浮かび上がって来ます。昔のイメ-ジからワ-クマン=作業服・職人さんの用品と思っていました。そこからどうしてワ-クマンプラスといった展開になったのか?
全社員がエクセルの達人・目標原価率65%・販売価格から決定する・値段を見ずに買える靴・インフルエンサ-も開発部隊など興味深く読むことが出来ました。
読んでみて時間が出来たら是非ワ-クマンプラスに行ってみたくなる本でした。
2020.10.19
名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。|梅田 悟司 (著)
サンマーク出版
推薦者:松本 直子
オススメ度:★★★★★
近年「名もなき家事」という言葉を耳にしますが、筆者が4ヶ月半の育児休暇を取ったときの経験を基に70項目を1冊にまとめた本です。正直、家事というほどのことでもない項目もありますが、「そういう経験ある!」と思うような内容が多かったように思います。命名されたネーミングも一言で言い表せていて個人的にはおもしろく読めました。
仕事でもあてはまることですが、ちょっとした気遣いができれば余計な作業は増えないように感じます。
最後にある「家事は無限にある。だからこそ完璧はありえない。不完全でいいじゃないか!」という言葉に勇気づけられました。
2020.10.14
こころの相続|五木 寛之 (著)
SE新書
推薦者:杉山 一恵
オススメ度:★★★★★
ある時若い女性編集者と食事をする機会があり、その時に焼魚をとても綺麗に食べていてとても感心したそうです。そのことをあちこちで話しているうちに、作家さんですが相続についての講演会がふえたそうです。
親から相続されるものは土地や貯金などの財産ばかりではなくこういった魚の食べ方やしゃべり方・仕草も親から受け継いだ目には見えないものですが相続財産であることに気付かされたそうです。
そういう目には見えないものは「こころの相続」であり、これからは「こころの相続」だけではなく、「記憶の相続」によって戦争だったり災害の記憶を受け継ぐことも未来に続く大事な相続財産となるのではと書かれていました。
2020.10.01
争えば税務はもっとフェアになる -冤罪は減らせる-|北村 豊 (著)
中央経済社
推薦者:加藤 恵一郎
オススメ度:★★★★★
国税不服審判所への審査請求事例をまとめた本です。税務の判断は「①事実認定②事実の税法への当てはめ」で為されますが、審判所に対する審査請求は「事実の争いを解決するための仕組み」であり税金のルールを争う場ではないことが重要です。
筆者は事実認定に関しては「真実を知っていてその証拠も持っている」のは納税者自身であり、税務当局の不十分な調査や誤解も有り得ることから、審査請求の可能性を検討すべきであると主張しています。
税務調査に関わる可能性のある方々必読の書と言えるでしょう。
2020.09.02
新型コロナウィルス・徹底防御BOOK|
蓮見清一 (著)
(㈱)宝島社
推薦者:太田 薫
オススメ度:★★★★★
2002年7月6日発刊情報が新しい新型コロナの基本を学ぶのに丁度よい。常に携行しお客様とコロナ雑談に役立てる。
①事務所の換気2時間⇒1時間30分間隔すこしでも短くしたほうが良いのでは。
②事務所の湿度50%維持が甘い
2020.07.31
熟睡の習慣|西野 清治 (著)
(株)PHP研究所
推薦者:山崎 優子
オススメ度:★★★★★
眠りの質を考えさせられました。近頃は働き方改革とか、生産性を考えるとか・・いろいろ言われていますが、健康であることも欠かせない要件であり、そのためにも「睡眠」を軽んじてはいけない!と思います。
2020.07.31
日本への警告|ジム・ロジャーズ (著)
(株)講談社
推薦者:山崎 優子
オススメ度:★★★★★
著者は世界3大投資家と一人と言われています。投資家の目からみる日本は、「破滅的な未来」に向かっているのに、日本人は「日本は大丈夫」という根拠のない言葉で現実を見ようとしていない、救いがたい状況だそうです。「これからは中国の時代となる!」と言っている著者ですが、「コロナ」を発症した中国をどう見るのか気になるところです。
2020.07.31
老人初心者の覚悟|阿川 佐和子 (著)
中央公論新社
推薦者:杉山 一恵
オススメ度:★★★★★
高齢になってもまだまだ自分は「高齢者」とはみとめない人はたくさんいるでしょう。体は俊敏に動けなくなってきても、まだまだ心は「若い」と思っている矛盾。
自分のこととなれば楽観的に考えているが、無駄かなとおもってもあれが体にいいといえば飛びつき、これがいいといえば試してみてる。なんかアンバランスな年齢を面白く綴った本でした。
2020.07.31
2020年からの新しい学力|石川 一郎 (著)
大日本印刷株式会社
推薦者:竹内 領
オススメ度:★★★★★
従来の大学入試センター試験に代わり、2020年度からは大学入試共通テストが開始されます。
それに伴い日本の学校教育全体が方向転換されます。新しい学力にはAIやグローバル化だけに留まらず想像力・デザイン力・自分軸などが必要と考えられています。これからの教育方針だけでなく社会から必要とされる人物像が書かれています。
2020.04.01
これでいいのか北海道札幌市|鈴木 士郎 (著)
㈱マイクロマガジン社
推薦者:工藤 範子
オススメ度:★★★★★
過去から現在までの札幌市の事を色々な資料から書かれている本です。反論したい箇所もありますが、それなりに納得できる項目も多い本でした。地域の特質性にも触れられ面白かったし勉強になりました。
2020.04.01
超図解 世界最強4大企業GAFA 「強さの秘密」が1時間でわかる本|中野 明 (著)
学研プラス
推薦者:竹内 領
オススメ度:★★★★★
グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの稼ぎ方やビジョンなどが広く浅く解説されています。
良い面だけでなく、課題も多いことや中国企業の台頭がわかりやすく図解等されておりGAFAの知識がない方でも読みやすい内容となっていました。
2020.01.21
この世を生き切る醍醐味|樹木 希林 (著)
朝日新聞出版
推薦者:吉田 明美
オススメ度:★★★★★
人との付き合い方、病気との付き合い方、家族関係などいろいろと考えさせられる1冊でした。
樹木希林さんのような生き方はできなくても、病気に対するもやもやする気持ちが腑に落ちる内容でした。
2020.01.21
見るだけで痛みが取れるスゴイ写真|河合 隆志 (著)
(株)アスコム
推薦者:工藤 範子
オススメ度:★★★★★
俄かに信じられない表題でしたが、手に取って読んでみると写真だけではなく、どうして痛みが取れないのか?痛みをとるためのメソットとして考える事の出来る本でした。写真のほかに、痛みをとるための呼吸法とかストレッチなどが紹介されています。
2020.01.21
写真でみるあの日の札幌2|北海道新聞社 (著)
北海道新聞社
推薦者:小笹 倫幸
オススメ度:★★★★★
第二弾です!主に大正から昭和における札幌市民の生活にフォーカスしたものになります。狸小路の変遷、中島公園のプール、スケートリンク、こどもの国の円山動物園への移転と廃止etc…。知らなかったことだらけです!さらに驚いたことが、事務所がある創成川河畔は、札幌まつりの屋台が軒を連ねていたり、そもそも創成川は札幌開拓にとても重要な役割を負っていたりと、面白いことこの上ない内容となっています。超おススメです
2020.01.21
写真でみるあの日の札幌|北海道新聞社 (著)
北海道新聞社
推薦者:小笹 倫幸
オススメ度:★★★★★
私が札幌に住み始めて、早くも18年、今の自宅に住み始めて7年が経ちました。最近気が付いたことが、「自分が住んでいる札幌という場所の歴史について、何も知らない」ということでした。自宅の周りを散歩していると様々な場所に色々な石碑があったりしますが、なにも気にしていませんでした。自分が働いている場所は昔どうなっていたのか、自分が住んでいる場所は誰が開拓したのか等、色々とこれからも調べたいことだらけです!
当事務所ではお客様が抱えているお悩みに、共に頭を抱え、想い描いている夢に、心を震わす。そんな仕事を日々目指しております。些細な事で結構です。お気軽にご相談ください。